精神的に病んでいるのか、クレームばかり言ってきます

「鍵穴から小人が入ってくる」「カーペットの部屋だったのに、外出から戻ったらフローリングになってた」トンチンカンなクレームをつけてくる入居者もいます。
そんなときは、とにかく賃借人にクレームを言わせるだけ言わしてみましょう。そしてその全てを記録しておきます。どれだけ異常なことを言っているのか、書面で残しておくのです。
その上で連帯保証人もしくは緊急連絡先に、連絡してみましょう。連帯保証人なら「このようなことで対応に困っているので、任意退去を検討していただけないか。どうしても難しいようなら、明け渡しを求める訴訟を提起せざるを得ない(貴方も被告よ)」とやんわり伝えます。緊急連絡先がご家族であれば、「賃借人の将来を考え(訴訟になったら大変でしょうということ)どうしたらいいのか苦慮しています」というスタンスで伝えてみましょう。第三者であれば、止めておきます。
どうしても協力が得られず任意退去してもらえそうにない場合には、法的措置に移行します。証拠となる記録をとにかく積み重ねて行ってください。ご家族等の協力が得られないということも、家主側が信頼関係を保てないと感じる重要な要素になってきます。