建て替えのための立退き交渉に高齢者の入居者がいるのですが

古い建物を取り壊そうと思った場合、高齢者の方が長いこと住んでくださっているという状況がよくあります。
高齢者の方の場合、転居に同意してくれても次の転居先が見つからない場合がよくあります。これは家主さん側が高齢者の受け入れを好ましく思ってないからです。認知症や火の不安、孤独死を心配するあまり、高齢者と言うだけでお部屋探しが難航するのです。そのために入居者に高齢者がいる場合には、転居先の確保が難しいと言うことを認識しておきましょう。
特に高齢者の方は、病院や生活圏内を変えたくないと言う理由で、転居先は今の生活の近くを希望します。そのためにただでさえ転居先の物件探しが難しい上に、エリアが限定されるので、苦戦することは覚悟しておきましょう。
ご家族の協力が得られない場合には、早めに行政やエリアの不動産会社に協力を求めて行きましょう。