まず、土地家屋調査士に依頼して、境界調査を行ってください。
境界が判明したらその根拠を冷静にお隣さんに説明してみてください。ここで、解決する場合が多いですが、不幸にも、解決しなかった場合には、法務局が境界を特定してくれる「筆界特定制度」を利用して、境界を明確にした後に話し合うのも良いでしょう。
また、紛争となりそうな場合にはＡＤＲ機関を利用して話し合いを行うことも一つの解決方法です。
一見、平和そうで、何も問題ないような土地でも、お隣さんと境界で揉めていることがあります。境界紛争は、常に顔を合わせる隣人同士の争いになるため、非常に辛い毎日を過ごすことになります。今は、小さな問題で時が経てば解決してくれると思いがちですが、時とともに増幅していくこともしばしばあります。特に、子孫に紛争が引き継がれると増幅する傾向にあります。少々面倒だと思っても、今のうちに解決することが肝心です。
境界に関する紛争は、ケースによりますが、まずは土地家屋調査士に境界調査をしてもらい、その問題点を明確にすることが大切です。
